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宮城県仙台市宮城野区にある社交ダンススクールです。

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HOME > よっちゃんのぶっちゃけた話2008/12/17

よっちゃんのぶっちゃけた話in仙台

2008/12/17

一曲入魂

14日の日曜日は古巣、吉田ダンススクールのクリスマスパーティーに参加してきました。県内外からのたくさんのゲストプロに加え、なんと世界チャンピオンのティモシー・ホーソンがアマチュアデモンストレーション(以下アマデモ)の出演者一人一人に記念品を手渡しするという豪華な顔ぶれで、盛大なパーティーでした。
ティモシーはとても気さくな人で、一人一人に声をかけてあげていました。尊敬に値するチャンピオンです。

私は四人の生徒さんとアマデモを踊りました。小さい失敗はありましたが、皆さん良く踊れたと思います。
打ち上げのときにティモシーが寄ってきて、

‘Your students were all good! They were all happy smiling and not panicing.
And choice of music was also very good. You are the today's champion teacher.'

「君の生徒はみんな良かった。みんな楽しそうで、笑顔で、パニックになっていなかった。音楽の選択もすごく良かったよ。君は今日のチャンピオン教師だ」

と声をかけてくれました。まあ、最後の一言はお世辞としても、私にとって生徒さんを褒められるというのは最高に嬉しいことです。また自信にもつながりますし。

デモで生徒さんと踊るとき、「生徒さんを上手に踊らせる」という言葉を教師はよく使います。確かにリードの上手な教師なら、生徒さんがステップをあまり覚えていなかったり、バランスが悪かったりしても、無事にデモを踊らせることが出来るかもしれません。
でもそれで本当に生徒さんは嬉しいのでしょうか? 
ステップを間違わなかったとしても、本当に「踊った」のでしょうか?

実際これまでたくさんの、「教師が生徒さんを踊らせる」アマデモを私も見てきました。フロアーの上で教師に引っ張られ、押さえつけられ、目は点で表情が無い。ひどいと生徒さんが人形のように見えることもあります。そのたびに私は、「かわいそうだな」と感じてしまいます。

社交ダンスの醍醐味は、リーダーとパートナーが互いに自分と相手のために踊り、一人では作れないもの、例えばパワー、スピード、ボリューム、ストーリーといったものを二人で作るところにあります。
例え教師と生徒という関係であっても、一曲のデモンストレーションを作る上ではお互いが大事なパートナーであり、互いに自分と相手のために踊れるというのが、アマデモにおいても私の理想です。

私は無理にデモに誘うこともしませんし、どこかのパーティーに急いで間に合わせるというようなこともしません。生徒さんがステップを覚えて、それを踊る技術を勉強して、人前で披露する準備が整うことを目標にレッスンします。三ヵ月で出来る人もいれば、一年かかる人もいます。かかる期間にかかわらず、生徒さんがある程度自信を持って本番に臨むことが大切だと思います。
もちろん、「このパーティーで!」という時期を決めて目標を設定することは有効ですが、それは生徒さん自身が決めることで、教師が決めることではありません。

デモは出れば良いというものではありません。その一回、一回が踊り手にとって特別なものであるべきだと思います。
私はいつもそういう思いでレッスンをしていますし、また何よりも生徒さんが「自分で踊る」ことができるようになることを考えてます。
そういう意味では、今回ティモシーに生徒さんを褒められたことは本当に嬉しいことなのです。

ここに書いていることはあくまでも私個人の意見で、「先生に躍らせてもらえればいい」という方もいるでしょうし、「生徒を踊らせるのがプロだ」という方もいると思います。その方たちを否定するつもりはありません。

ただ自分の生徒さんには、「自分で踊る」ための技術を学んでいただきたいですし、その喜びを味わって欲しいと強く願っています。
そしてデモを踊られる方には、「一曲入魂」の精神で十分に準備を積んで舞台に上がれるよう、そのお手伝いをさせていただきたいと思っています。