よっちゃんのぶっちゃけた話in仙台
2009/4/1
お帰りなさい!
生徒さんが教室にいらした時、普通なら、「こんにちは」「こんばんは」と言うのが当たり前ですが、最近、「お帰りなさい!」ということがとても多くなりました。「ただいま!」と生徒さんも返してくれます。家でもないのに「お帰りなさい」?と思われるかも知れませんが、どういうことかと申しますと、その日のうちに、2回、3回とスタジオに来る方が増えているのです。
齊藤ダンスガーデンでは一日にクラスレッスンが2、もしくは3クラスありまして、そのレッスンとレッスンの間にそれぞれの用事を済ませて、再びいらっしゃるのです。家で食事の準備をしてくる方、買い物をしてくる方、子供の送り迎えをしてくる方、近くでお茶をしてくる方など、皆さんそれぞれです。
一日の間に、二度も三度もスタジオに足を運んでいただけるということは、私たちにとってとても光栄であり、また本当にありがたいことです。また同時に、私たちのレッスンを楽しみにして下さる生徒さんの期待に応えなければと気が引き締まる思いにもなります。
もちろんこの「ただいま族」の生徒さんだけでなく、1時間のレッスンのために往復2時間も3時間もかけてスタジオに来てくださる方もいれば、ほぼ毎日顔を見せてくれる方もいますし、雨の日も風の日も雪の日も、私だったら「今日はさぼっちゃおう」と言い出したくなるような日でさえ、皆さん熱心にレッスンに足を運んでくださります。
「僕は幸せだな~」という加山雄三さんの往年の名曲のセリフが毎日のように頭をよぎります。なかなか声に出して直接生徒さんに言うことが出来ませんが、私たちは本当に良い生徒さんに恵まれてるな~とつくづく思います。レッスンに通って頂けるだけでありがたいのに、お腹が空いているだろうと差し入れを下さったり、私の好きな草木や花を運んで下さったり、皆さん本当に優しい方ばかりです。
たくさんの感謝の気持ちをダンスを通じて会員の皆様に少しでもお返し出来るよう、現状に甘んじることなく、皆様に愛されるスタジオを目指して努力して行きたいと強く思う新年度です。