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HOME > よっちゃんのぶっちゃけた話2010/9/22

よっちゃんのぶっちゃけた話in仙台

2010/9/22

競技会のフロアーに立つ

かれこれ二十年近く競技の世界に身を置いている僕ですが、実は本来、勝負事が好きなわけではありませんし、負けず嫌いな性格でもありません。ただそのことを自分自身が受け入れたのは比較的最近のことかも知れません。


ダンスを始めた学生時代、競技会が本当に楽しかった。でも今思えば、人と競うことが楽しかったわけではなく、自分が自分であることが楽しかったのだと思います。


当時かなり保守的だった学連の選手の髪型はみんな七三分けか、オールバック。その歴史を変えたのはおそらく僕です。

ドレッドヘアやツイストパーマといったストリートダンス系のヘアスタイルでコンペに出てきた僕は、周りの人間からは「何だあいつ??」という目で見られていました。


またヒップホップやブレイクダンスなどのステップを自分で取り入れて踊っていたルーティンも、みんなからすれば初めて見る類のダンスだったと思います。


学連出身で当時のアマチュアチャンピオンだった内堀晃太郎先生には、「お前変わってるな、なかなかいいぞ。」と声をかけて頂き、以来目をかけて頂きました。


また当時の学連のスーパースターだった中村俊彦先生にも、「きみ、すごい髪型してるね!」と爽やかに声をかけられたこともあります。


もちろん異質なものには拒否反応する人もいましたが、僕たちが競技会で成績を出すようになると、そういう人も影を潜めました。


成績が良いことはもちろん嬉しいことでしたが、やはりそれも誰かに勝つことに対するものというよりは、自分のスタイルややりたいことが認められることに対する喜びだったと思います。


プロになって四年目ぐらいのことだったでしょうか、まだそれほど技術もないのに、武道館で行われた日本インターで準々決勝まで残ったことがあります。武道館で踊る喜びを感じて本能のままにがむしゃらに踊った記憶があります。楽しいコンペでした。


しかし、「結果がなんぼ」のプロの世界。‘勝たないといけない、クラスを上げないといけない’という環境の中で、自分でも気づかないうちに、‘ジャッジに嫌われないダンス’、いや、‘ジャッジに嫌われない自分’に変わっていったのかも知れません。


競技会はもはや、自分を楽しむ場ではなく、人と比べられる場、勝ち負けを付けられる場になり、楽しさよりもプレッシャーのほうが大きくなってしまいました。応援に来る生徒さんに、「先生もっと笑って!」とよく言われたものです。


そういう時期でも海外での競技会や、インターのような大きな試合は楽しむことが出来ました。「成績を出さないと」というプレッシャーが無かったからだと思います。ありのままの自分で踊れたからです。




仙台に移ってから、スタジオを構えてから、少しずつ心境が変わりました。取り戻したと言ったほうがいいかも知れません。

新しく出会ったコーチャーの先生や、応援して下さる会員の皆様の影響も強いと思います。


今自分が歩いている道が真っ直ぐなのか、曲がっているのか?

近道なのか、遠回りなのか? それはなかなか気がつかないもの。

でもふと後ろを振り返った時に、「自分はこういう道を歩いてきたのか」と知ることがあります。

今の僕は正にこういった心境です。


勝負にこだわることが悪いことではありません。それをエネルギーに変えられる人は本当のアスリートです。

ただ僕はそうではないだけ。


明日は地元での競技会。

僕は順位を付けられるためにフロアーに立つのではありません。

観客を楽しませ、‘ONLY ONE’の自分を楽しみ、そして何よりプロダンサーとしての自分の存在意義を示すためにフロアーに立ちます。会場にいるすべての人に感謝の気持ちを持って。